無機材料ってなに?

セラミックスと呼ぶこともあります。かたくるしく書くと、「基本成分あるいは主成分が無機非金属物質から構成されている固体」というのがもっとも広い定義です。何のことかイメージしにくいですね。ひとことで言えば、皆さんの身の回りの材料から、お鍋などの金属や衣類などの有機物を除いた材料といえます。皆さんの最も身近なセラミックスにはガラス窓、陶磁器、セメントなどがありますが、携帯電話などの最先端の電子機器の小型化、高性能化は中に入っている小型のセラミックス電子部品の存在なしにはあり得ないと言っても間違いないほど、普及しています。

 

セラミックスってどうやって作るの?

一般には、原料を混合して、ある形にしてから、高温で加熱して作ります。加熱すると、原料の粉末が焼き固まり、かたいセラミックスが出来ます。また、セメントのように水と混ぜるだけで固まるセラミックスもありますが、その製造の際にはやはり高温で加熱しています。高温で加熱することから、窯(かま)の字を使って、窯業(ようぎょう)と呼ぶこともあります。

セラミックスってそんな性質を示すの?

ひとことでいうと、何にでも変身できるスーパーマンです。ある物質は金属のように電気を良く通し、別の物質は全く電気を通さないけれども、熱は金属よりも良く伝えるといった性質を示します。また、電気も光も良く通すセラミックスもあります。まさに、原料の組み合わせと作成方法で、様々な性質を示します。また、セラミックスは、一般に強く、硬い性質を持っていますが、硬すぎてちょっともろい(脆い)といった特徴も持っています。