設置科目とシラバス

非晶質構造体科学基専

授業科目名 非晶質構造体科学 (Structural Science of Non-crystalline Solids)
推奨学期 6
単位数 2-0-0
担当教員 矢野 哲司  准教授
連絡先 (矢野)大岡山7号館7階713号室 (内線2523), tetsuji@ceram.titech.ac.jp
講義のねらい

  固体状態のひとつである「非晶質」の状態にある無機材料について,その構造と物性を作製法と関連させながら講義する.非晶質材料は,その構造に起因した特異な性質を示し,具体的な事例を数多くあげながら,熱,光および機械的性質に見られるその特徴について理解を深める.また,非晶質材料の工学的,工業的利用についても触れる.

講義計画
  1. イントロダクション ガラス/非晶質の定義とは?
  2. 無機化合物のガラスになりやすさの指標(ガラス形成能)
  3. ガラス化範囲と臨界冷却速度
  4. 化学組成からみたガラス/非晶質の分類
  5. 非晶質/ガラスの構造 (1)
  6. 非晶質/ガラスの構造 (2)
  7. 非晶質/ガラスの構造 (3)
  8. ガラスの組成と性質の関係 (1)
  9. ガラスの組成と性質の関係 (2)
  10. ガラス/非晶質の作製に必要な器具と設備
  11. 原料の調製と溶融 どのような反応が生じているか?
  12. 調製したガラスの評価 熱的、光学的、機械的性質
  13. ガラス転移域における現象 ガラスの本質
  14. 結晶の析出と分相
成績評価

  講義中に提示するホームワーク(25%)と出席回数(25%)および期末試験(50%)により評価する.評価は全て素点.
ホームワークの提出期限は厳守のこと.遅れた場合には一切受け付けない.

テキスト等

  (教科書)「はじめてガラスを作り人のために」山根正之著 内田老鶴圃
  (参考書)
      ・「ガラス科学の基礎と応用」作花済夫著 内田老鶴圃
      ・「ガラスの百科事典」作花済夫ほか編 朝倉書店
      ・「ガラス工学ハンドブック」山根正之ほか編 朝倉書店

履修の条件

  熱力学,無機量子化学(材)を履修していることが望ましい.

担当教員から一言

  プロセスと構造, 物性との関係に注視して講義を受講してほしい.

オフィスアワー

  オフィスアワーは特に設けないが,質問などは随時受け付ける.ただし,電話や電子メールで事前にアポイントメントを取ること.